妊婦と授乳婦の歯科治療について

太田新田歯科医師会

おおた阿部歯科クリニック
院長 阿部 義則

妊婦と授乳婦の歯科治療について

今回は妊婦と授乳婦の歯科治療についてお話したいとおもいます。

日々の診療で妊婦と授乳婦の患者さんが来院する機会は少なくありません。しかも殆どの方がなにかしらの自覚症状を伴って来院することがほとんどです。

妊婦の歯科治療では原則として、全期間、応急処置以外の歯科治療は行わない。

初期:応急処置のみ

中期:通常の歯科治療がほぼ可能。診療時間は短く。妊婦に楽な体位。

後期:応急処置のみ

エックス線撮影に関しては、防護エプロンを着用し腹部を遮蔽しているので胎児への被爆線量はほとんどゼロになるので心配ありません。

局所麻酔薬の通常量の使用では、母体、胎児ともに影響ありません。

薬物療法に関しては、妊娠中の投薬に関する安全性は確立されてないので、強いて使用する場合は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断された場合のみ投与する。しかし、妊娠13週までは極力避けた方がよい。(主要器官が形成される時期で奇形等の異常が生じる可能性が高い。)

授乳婦の歯科治療では、ほとんどの歯科治療は問題ありません。

薬物療法に関しては、授乳婦の母乳中の薬物の乳児への影響が考えられます。

基本的には授乳中の方には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合は授乳を中止させることが望ましい。(あらかじめ搾乳しておくか、粉ミルク。)

局所麻酔薬の通常量の使用では乳児への影響は問題ありません。

このように妊婦と授乳婦の歯科治療にはいろいろな制約がありますが、細心の注意を払って診療いたしますので安心して受診していただけたらと思います。

歯の定期健診はやっぱり重要?

太田新田歯科医師会

アルス歯科クリニック

院 長  堀越 康介

歯の定期健診はやっぱり重要?

普段何もなければ歯医者に行かず、症状が出たり、ひどくなってから歯医者に行く方も多いのではないでしょうか。【たいして痛くないのに治療で高いお金をかけたくない】・【削られて痛い思いはしたくない】など歯医者から足が遠のいてしまうことも多いと思います。

しかし歯の症状は初期の場合はあまり症状として出ません。重症化してから症状が出ることが多いのです。重症化すると治療で後々痛い思いをすることになったり、治療の回数も増え結果的に治療費が高額になってしまいます。

やはり痛い思いをしないためにも定期検診に行くことでむし歯・歯周病などの予防や早期発見が重要になってきます。

定期検診はどのくらいの頻度で行けばいいの?

定期検診の内容としては①むし歯・歯周病のチェック ②かぶせ物や詰め物に不具合がないかの点検 ③ブラッシング指導 ④歯垢・歯石を取る ⑤歯科相談 ⑥お口の中の粘膜の病気チェック等があります。

多くの歯科医師は約3カ月~半年に1回の定期検診を薦めています。3カ月~半年に1回の定期検診を受けながら自宅でセルフケアをすることも重要です。適切な頻度はその人の歯や歯茎の状態・セルフケアの状態によって変わります。

かかりつけの歯医者さんで相談してご自身に合った定期検診の頻度を見つけてください。定期検診の内容にもよりますが数千円あれば十分な定期検診が受けられると思います。

 

ちょっとした体調不良やケガであれば免疫力により時間の経過とともに自然治癒していきます。しかしむし歯や歯周病は一度なってしまうと自然治癒することはなく悪化の一途をたどってしまいます。

場合によっては歯を失ってしまいますので予防・早期発見がとても重要です。健康維持のためには定期検診は欠かせません。多くの患者様がお口のことで悩んでしまうことがないように定期検診に通っていただきたいと思っております。

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