エフエムTARO 2015 放送内容

知覚過敏について

太田新田歯科医師会

 

おおた阿部歯科クリニック

阿部 義則

 

今日は、最近CMなどでよく耳にする知覚過敏についてお話したいと思います。

知覚過敏とは、ムシ歯でもないのに冷たい物や、温かい物を飲食したり、歯磨きをしているときや、歯に風が当たったりしたときに一時的に歯がしみる状態のことです。

では、なぜ知覚過敏が起こるのかというと、原因としては、過度なブラッシングや、粗い研磨剤の入った歯磨剤や固い歯ブラシの使用や、歯ぎしりやかみ合わせの悪さなどが挙げられます。

これらのことが長期的に行われていると、歯の表面のエナメル質が徐々に削られて象牙質という部分が露出することで歯がしみるのです。

さらに詳しく言うと、象牙質は象牙細管という細管構造をしており、その細管に刺激が加わるとしみる症状が出るのです。

治療法としては、自分で予防するのであれば、正しいブラッシング法を習得し、自分に合った歯ブラシや歯磨剤を使用することです。

最近では知覚過敏用の歯磨剤も多く発売されています。

歯科医院での治療となるとまずは薬剤の塗布です。しみるところに何度かこすって塗布します。

それであまり改善がなければ樹脂やセメントなどのコーティング材で物理的にカバーする方法もあります。歯ぎしりやかみ合わせが悪い場合はマウスピースの使用やかみ合わせの調整を行います。

歯が少ししみるぐらいではなかなか歯科医院行かないと思いますが、そのまま放置してしまうと最悪の場合は歯の神経を取らなければいけなくなる場合もあるので日頃のケアと歯科医による定期的な検査が重要なのです。

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